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2016年2月17日

春節を迎えるにあたって(中国の国内事情)③

中国の春節(正月)について

 

今年の春節にあたっては、市中心部での花火や爆竹が全面的に禁止されました。

 

爆竹の音がなくなったので、春節らしさがあまり無くなりましたが、おかげで空気がとても良くなりました。

 

 

 

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左:上海陸家嘴           右上:上海古猗園               右下:太湖濕地公園

 

 

 

春節の際、なくてはならないのはやはり「貼春聯」・「貼窓花」というおめでたい張り紙をはること、それから餃子を食べることです。

 

また年夜飯(大晦日に親族が集まって食事をすること)では、みんなと楽しく語らい合います。

 

 

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写真:大晦日の社員の家の様子

 

 

正月の初日(2月8日)です。

 

多くの人々はすでに上海を離れて故郷に帰ったので、上海の地下鉄はこんなに空いていました。

 

無題3

 

 

 

今年の春節は中国各地で天候にめぐまれましたので、観光地はこんなに混んでいました。

 

 

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左上:上海豫園           左下:杭州西湖               右上と右下:九華山

 

多くの中国人はどこに行っても、故郷からどんなに遠く離れていても、春節に近づくと、たとえ何十時間以上をかかっても必ず故郷へ帰り、家族と一緒に春節を過ごします。

 

その辛さと幸せさは言わずと知れたこと。

 

ただし、どうしても故郷へ帰りたくない人たちも一部にはいて、「恐帰族」(実家に帰るのが恐い人たち)と呼ばれます。

 

中国の多くの地方では、旧正月の初日から必ず叔父さん・叔母さん等の多くの親戚のお家へ行って、年始の挨拶をします。

 

自分の両親はもちろん、どの親戚に会っても、自分の仕事・婚姻・子供のことは一番気にかけられていてよく質問攻めにあいます。

 

例えば恋人ができてない場合には、「あなたはなぜ恋人をつくらないの?」と聞かれます。

 

結婚しても子供がいない場合には「あなたたちはどうして子供を生まれないのか?」とストレートに聞かれます。

 

そのため、そういう質問攻めが怖い人たちは「恐帰族」となり、一部の恐帰族は故郷に帰らなくなっています。

 

最近「恐帰族」の一部は、親戚からの質問攻めをかわすうまい方法を見つけました。

 

それは「レンタル彼女」と「レンタル彼氏」を紹介する仲介会社にネットで依頼すること。レンタルしてもらった恋人を連れて故郷に帰り、家族や親戚からの問い詰めに対応します。

 

仲介会社はちゃんと依頼者とレンタル恋人の双方の権利を侵してはならない旨の契約書を用意し、また保証金を請求して潜在のリスクを抑えます。

 

「レンタル恋人」の料金はだいたい800-1200元位になっているそうです。

 

この現象は今年の春節の一つホットな話題になっていましたが、レンタル恋人は中国人が家族を大事にしている現れの一つですので、是か非かは諸説紛々となっています。

 

 

欧珂(上海)食品有限公司   高

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